日本は「先進国脱落?」「衰退途上国?」教育関係者が最近の日本について考える。

日経新聞などで「日本先進国脱落」「衰退途上国へ」なんてキーワードを目にしました。

 

経済やこれからの日本、人口現象などの本を読みあさっている私ですが、

 

そこで学んだ知識や教育現場での実情も踏まえて、少し考えたことをまとめてみたいと思います。

 

日本は現在、世界の中でどのような役割についているのか?

 

国連や世界的な会議を追いかけているわけではないので、詳しは分かりませんが、

 

本で専門家が論じていることをまとめると

 

日本は今後も大きく成長していく国ではない!ということ

 

 

これには大きな理由が複数あります。

 

 

理由の1つ目は人口減少です。

 

とにかくこの理由につきますね。

 

現在の出生状況は非常に厳しいです。

 

2021年に生まれた赤ちゃんの数は約84万人です。

 

6年連続で過去最少を記録しています。

 

団塊の世代なんて呼ばれる世代の頃の出生数は

 

なんと200万人を超えていました。

 

それと比較すれば半分以下、きっと今年も過去最少を更新してしまうのでしょう。

 

出生率の問題を指摘されることもありますが、

 

そもそも結婚する男女の数が少ないです。

 

何人生むかではなく、子育てを考えている男女の数が少ないです。

 

コロナ禍での人とのつながりの弱さも大きく影響していると思います。

 

長生きするけど、子どもはいない。

 

このような状況が今後ずっと続いていってしまいます。

 

国の政策がどうのといわれる場面も多いですが、一体どうしたら改善されるのかなんて

 

正直誰にもわからないのではないでしょうか?

 

自分の生活を大切に優先していく世の中になっている現代では

 

もう仕方のないことなのではないでしょうか。

 

この現象は他の国にも言えることですし・・

 

 

理由の2つ目は日本人は勉強をしないということです。

 

教育関係者の私から見ての意見ですが、

 

最近の子どもたちは本当に勉強をしません。

 

勉強といっても家庭学習のことです。

 

小学校までは、毎日欠かさず取り組めていた宿題(?)が

 

中学、高校と成長していく中で

 

学習内容を高度になっていくはずなのに、

 

勉強時間は減っていきます。

 

そして、自宅での親の姿。

 

仕事の勉強は少々するのかと思いきや

 

社会人の勉強時間はなんと驚きの6分!

 

まぁ、子どもも勉強しなくなりますよね。

 

なぜ、日本が豊かな国だと根拠なく信じ続けられるのか?

 

給料も上がらず、むしろ下がっていく始末

 

今後の日本に未来はあるのでしょうか・

 

「先進国脱落?」「衰退途上国?」との記事に共感を持ててしまう。

 

なんと寂しいことなのか?

 

国をあげて、人材の育成に力を入れて行かなくてはいけない。

 

多少の変化では、何も変わらない。

 

大きな変革がきっと必要です。

 

さて、誰が日本のリーダーとして大きく舵を切るのか?

 

期待したいですね。

 

国民一人一人ができることはまだまだあるはず

 

みなさんも、自分にできることをがんばろう!

 

 

学校での変化についての記事はこちら

kuroxshirokun.hatenablog.com