学生時代の部活動は皆さんの支えになっていますか?〜現代っ子の部活動との違い〜

今週のお題「わたし○○部でした」について、投稿します。

 

アラフォーパパの私ですが、学生時代は「わたしバスケットボール部でした。」

 

 

現在、2児の父親をしている私です。教育関係の仕事をしていますが、以前も記事にしたとおり、子どもの成長と運動については関連があると研究でもまとめられているとおり、現場にいても感じる部分は強いです。

 

多くの子どもたちが部活動に触れる機会が多い中学生に絞って話を続けます。

 

中学生になると大きな変化が学校で部活動という活動があることです。

 

小学校のクラブ活動とは違い、原則毎日活動があります。(現代では、国の方針により、平日、休日ともに週1回の休みあり)

 

この毎日欠かさずというところにワクワクした人、毎日が充実していた人、嫌になりながらも参加した人など、いたのではないでしょうか?

 

決していい思い出だけではなく、しかし「やりきった達成感」から自分の人生の糧、土台として今も誇りに思う方も多いはず。

 

私はバスケットボールを小学校3年生から始めて高校3年生まで、実に、9年間選手として活動しました。

 

大学生になると理系学生でしたので、余裕がある時間はあまりない学生生活でしたので、少しバスケットボールからは離れましたが、仕事に就いてからもここまで15年間、合計24年間以上バスケットボールと関わってきています。

 

バスケットボールは他のスポーツと大きく違い、たくさんの点数が入るスポーツです。それゆえ、ミスも多く、シュートを外すこともまあまああります。何よりも試行回数を増やすために何をするか、ボールを持っていない時間に何ができるかを常に考えるスポーツです。

 

このバスケットボールを通じて、物事の予測や視野の広さなど多くのことを学べました。とても素晴らしいスポーツです。

 

しかし、試合のコートに立てるのはチームで5人のみ。毎日毎日辛い練習に取り組んだのに、この5人に選ばれない悔しさは相当なものです。コートに立つために練習に必死に取り組んだ思い出があります。

 

 

 

ここで、大きく話が変わります。では、現代っ子の部活動ではどうでしょうか?

 

上でも少し書いたとおり、国の方針により、休日もそこそこあり、無理せず続ける生涯スポーツの意味合いが増した現代の部活動。ここで学べるものは一体何なのでしょうか?

 

スポーツに取り組み子どもたちを見ていると、学習や生活と同様の二極化がここにも現れています。

 

自分でコツコツ取り組める子、やり抜く力を持っている子、好きを追求できる子などの特徴を持っている子どもたちはチャレンジを繰り返し、技術も心も上昇傾向にあります。

 

しかし、「なんとなく毎日を過ごしている子」は活動の意味すら見出せていないのが、現状です。ただただ参加する。休みたいときは勝手に帰る。試合に出れなければ、上達していない、つまらないなんて気持ちをぼやきはじめます。

 

子どもなんだから仕方ない・・・

 

と言ってしまえばそれまでですが、ここは周りの大人が何とかしてあげるべきでしょう!一緒に練習に付き合うもよし!練習試合の応援に行くもよし!

 

徹底的に応援する姿勢を崩してあげて欲しいです。

 

弱音を吐けば、子どもを守り、その場から避難させる。

 

「ツライならやめればいい」その流れを安易に選ぶ、ご家庭が多すぎますね。

 

そのツラさは子どもにとって、どの程度のものなのか、きちんと把握し、頑張ることを覚える場に部活動を使って欲しいと思います。

 

自分で選んだ部活動なんだから、責任をとらせては・・

 

と考えてしまうのは、酷なんでしょうか?

 

確かに、気持ちがない選手と同じチームで活動する選手たちには迷惑ですが、それも含めてチームなのでは?と思います。

 

そろそろ、バスケットボールの漫画・アニメ「SLAM DUNK」が映画化されますが、SLAM DUNKのような青春は今の部活動にはそこまでないのかなと思ってしまいます。

 

国の部活動改革で、今まで以上に子どもたちの活動の場が縮小されていくと思われます。

 

せっかくやるなら、本気で取り組む!

 

あの頃の部活動の「良いところ」を少しでも、現代の子どもたちへ残してあげたいと思います。

 

 

 

子どものスポーツに関しての過去記事へのリンク

ぜし、ご一読ください。

kuroxshirokun.hatenablog.com