夏休みの自由研究に生成AI?ベネッセが「自由研究おたすけAI」を無償公開!教師経験16年の元中学校理科教師の考え教えます。

どうもアラフォーパパのクロシロくんです。

今日もまた気になるニュースあったよ。(ママ)

どんなニュース?

夏休みの宿題「自由研究」関係のニュース。

生成AI が助けてくれるってニュースね。

 

ということで、元中学校理科教師として気になるニュースを目にしましたので、元教師目線で考えを綴っていきたいと思います。

 

実際に、AI利用ってどうなのかなと一意見として参考にしていただきながら、親子で考えていただければと思います。

 

news.yahoo.co.jp

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

生成AIさわったことある?

 

ではまず生成AIについて、ざっくり論じていきます。

皆さんは「ChatGPT」をはじめとする生成AIを利用したことがありますか?

 

 

子どもたちが利用するしないを考える前に実際に大人がさわってみないことには良いも悪いもありません。

 

ちなみに私は、利用したことがあります。

 

キーワードを数個入れるだけで、そのキーワードに対するまとめを行ってくれるというものです。

 

使って見た感想としては、求めたいた内容が2、3割ある?程度ですかね。

 

自分らしさも文章には込められませんし、その文章に想いは込められていない。

 

なんとなく、ネットをさらってきてくれたキーワード増えたな、ありがたいくらいでしか見ていません。

 

 

まとめられた内容自体がどこまで正しいものなのかの検証も再度必要になってくると思いますし、その判断ができるようになる必要があると思います。

 

しかし、新しい技術に対して「聞いたことはあるけど・・」ではなく、実際に「使って見たことあるよ!」と言える人材の方が魅力的ですよね。

 

 

夏休みの宿題「自由研究」について

続いて、夏休みの宿題「自由研究」について整理していきましょう。

 

夏休みの宿題2大巨頭といえば、「読書感想文」「自由研究」ですね。

 

 

この2つは単純作業ではなく、何をするかから検討を始め、資料集めや読書、結果の整理、どのようにまとめるかなどの多くの工程を必要としています

 

どちらも自由度が高い課題ですので、やり込めばやり込むほど奥が深いものになっていきます。

 

どちらの課題も基礎学力がないお子さんには非常に厳しい課題となっており、作品のレベルも大きく差が開きます。

 

宿題だから良いものをと考えがちですが、その部分は一度置いておいて何故その宿題に取り組むのかをベースに考えるべきだと思います。

 

自分なりに考え、調べ、取り組むというこの一連の作業に意味があるのです。

 

どんなに不器用でも誰から評価されなくても、必ず本人の力になるはずです。

 

実際、身近な大人のアドバイスを必要とする場面もあると思います。

 

積極的に手伝ってしまうと本人の取り組みではなくなってしまうと思うので、相談役や助手になったつもりで、補助してあげる分は仕方ないのかなと思います。

 

学校の授業外で行う課題は誰が取り組んだものなのかなんて正直追跡しようもないですし、課題の評価をそれほど重くみてもいないはず

 

長期休暇の課題を学校の教科の評価に入れていない学校も多いです。

 

お子さんの力を伸ばす!という一点に絞って協力してあげる必要がありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

元中学校理科教師から見たAI利用について

クロシロくんは元中学校理科教師ですので、ここからは「自由研究」に絞って、AI利用について考えを述べさせていただきます。

 

学校の課題となっている「自由研究」ですが、課題選びに悩むところから始まるはずです。

 

できれば日々の生活の中から、今までの生活体験の中から疑問などを引っ張り出して、調べて、実験して、学ぶというステップを踏んでいくべきだと考えます。

 

その疑問の整理という点で、多くのお子さんはインターネットの利用や自由研究関連の書籍から自分の調べたいもの、実験しやすいものなどを選んできていました。これが実情ですね。

 

この部分を生成AIが担うということに関しては、大きな違和感は正直ありません

 

AIがなかったらできない!とかAIに頼ってばかりで自分の考える力はどこにあるんだ?などの意見も多そうですが、子どもたちの成長を考える上で、自分たちの子どもの頃の時代背景に合わせて意見することに何の意味もありません。

 

AIがない時代なんてものはもう訪れることはなくAIを使いこなすという力はこれからの時代には必須になっていくからです。

 

これからの時代を作るのは今の時代で学んでいる子どもたちなわけですから、過去の時代の教育方針を無理やり当てはめて可能性の芽を摘むことはあってはいけないはずです。

 

0から100までAIが「自由研究」をしてしまうというものならば利用は控えるべきですが、実際に手も頭も動かすのが子どもならば身近な大人がアドバイスを送っていることと変わりはないはずでしょう。

 

これを機会に保護者の方が生成AIにふれてみるというきっかけになっても良いと思います。

 

実際に自宅にPCがないというご家庭も多いとは思いますが、現代の家庭ではスマートフォンはほぼ100%所持しているはずです。

 

スマホ版の生成AIも世の中には存在しています。

 

ぜひ、お子さんと一緒に学ぶ「夏休み」になることを期待しています。

 

まとめ

今日は

 

夏休みの自由研究に生成AI?

ベネッセが「自由研究おたすけAI」を無償公開!

教師経験16年の元中学校理科教師の考え教えます。

 

ということで、記事を書きました。

 

大人の私たちは自分たちの知らないもの(こと)を子どもたちが知っているということに不安を感じるものだと思います。

 

しかし、年齢を重ねれば重ねるほど、子どもたちは親の想像を越えて、可能性を伸ばしていくものです。

 

素直な気持ちで応援してあげるためにも、新しい技術などはまずは大人が利用してみる、良いこと悪いことを知った上で伝えたあげられる大人になりたいですね。

 

ママ・パパに相談したって「わからない・知らない」しか返ってこないという状況は絶対にやめましょう!

 

多少の苦労はありますが、皆さんで子どもたちの未来のために頑張っていきましょう。

 

話は変わりますが、クロシロくんTVというyoutubeチャンネルを開設しましたので、もし、興味がありましたらのぞいていただけると嬉しいです。

 

リンク貼っておきます。ポケカ151開封してみました。

 


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