どうもアラフォーパパのクロシロくんです。
最近こんなニュースがあったわね。(ママ)
毎年教員採用試験の過去最低倍率を更新しているよね。
誰でも希望すれば先生になれるってこと?(長女)
言い方はアレだけど、まぁそうなるね。(ママ)
ということで、今日は
「どうなっていく学校の先生!」
をテーマにします。
学校の先生ってどんな役割!?
みなさんは学校に何を期待していますか?
- 我が家では、集団生活で学べる社会性
- 毎日授業に取り組む学習の習慣
- 基礎体力の向上
だと思っています。
昔から学校が目標として掲げている
知・徳・体ですね。
学校というのは学びを与えてくれる場所であると考えています。
何を学び、どんな努力をして、どのように成長していくかはその子次第。
学びに向かっていく力が弱ければ、同じ活動をしても得られるものは少なくなってしまいます。
学校に何かとお任せになりがちな現代ですが、
家庭の教育力あってこその学校というの前提を
押さえておかなくてはいけませんね。
教員採用試験の倍率
6月9日現在、yahooニュースなどでは、熊本市、長崎県、秋田県など地方の都市では、
教員採用試験の過去最低倍率を更新し、
話題になっています。
ちなみに、私が住んでいる神奈川県では今年度の試験の倍率はまだ発表されていませんが、昨年度倍率は県のホームページで見つけることができました。
神奈川県では、令和4年度の試験において、小学校が応募倍率において2.6倍、中学校が教科で様々ですが、まとめると3.8倍(技術・家庭科がそれぞれ1.6倍、保健体育8.4倍と差があります。)高校で5.3倍となっていました。
一番倍率が低い校種が小学校というのは全国共通で変わりません。
極端ですが、2人に1人は合格するという状態・・
日本の未来を担う「宝」である子どもたちを
育てる先生になりたいという人材が少ないということがわかります。
子どもが好きという人は多いはず、しかし学校の先生という職業選択をしないという現実が浮き彫りになっています。
これも、教員の実態はブラックであるという報道や教員の残業時間アンケートからくるものなのかと思います。
実際、定時で勤務している職員なんて、ほんの一握りであり、残業ありきで働いている。保護者や生徒からも期待されているという状況なのではないでしょうか?
最近話題になっている教員調整額4%(実質残業代の定額制といわれています。)を増額することで、学校の先生を目指す人が増えるかというと疑問なところ・・
世の中の風潮として、若い人は特に「仕事のやりがい」より「自分の時間を大切に」
という流れが強いように感じます。
魅力的な職業というだけでは、それ以外のリスクや負担との天秤には勝てないようですね。
子どもたちが幼稚園や小学校に通い始めて思うこと
では、実際に子どもたちが幼稚園や小学校に通い始めて、
教師歴16年であった私クロシロくんが思ったことなのですが、
先生たちは子どもたちのために
本当に頑張ってくれているな
という印象です。
子育ては大変なものですがそれを社会全体で助け合っていく仕組みとして学校というものは非常に大切な場所です。
子どもたちの社会性が育っていくうえでも、
親のいない場所で自分の力でやり抜くことができるのか
たくさん失敗して、成功への道筋を見出せるようになっていけるのか
これは親と子の関係だけでは伸ばしていくことのできない力です。
その機会を学校として日々用意してくれているのですから非常にありがたい。
しかし、公立の学校に通う以上はある程度のことは我慢はするしかありません。
(ある程度のこととは発展的な学習の機会や友人とのトラブルなどのことです。)
そこも含めて世の中を渡り歩いていく力と捉えれば、大きな問題ではないはず。
大切な子どもの居場所をつくってくれて、
成長する機会までもらえるなんて、
こんな場所は他にないはずです。
しかし、現代では多くの親は学校にそれ以上に多くのこと
(教育に関する全てのこと)を求め過ぎになっている状態です。
自分の子は自分で育てる、責任をとるのは親であるという自覚をみなさんがもつ必要があります。
子どもなのだから成長の過程で失敗はつきもの。
自分の子のことが可愛いばかりに周りが見えなくなってしまうこともあるのですが、
極力学校のせいではなく、
常日頃、親である自分に他にできることはないかと
考えていきたいものです。
それが、学校の先生になりたいという
強い熱意をもった若者を応援していくことにつながりそうですね。
まとめ
今日は、最近ニュースでよく見る教員のなり手がいない!?採用試験の倍率低下・・
などについて元教員という立場から、親(保護者)としての在り方を考えてみました。
先生側の気持ちも親としての気持ちも両方味わった私だからこそ思うこともあります。
子どもたちに幸せになってほしいという思いは全世界共通なはずです。
大人の私たちが協力して、学校のサポートをできる範囲で行っていけるといいですね。
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